会社でペットを飼う
会社の危機を救った、一匹の虫の物語
金曜大工編集部のイグシです。
みなさんのお近くで、ペットを飼っている会社はありますか?
土日の世話、真夏と真冬の空調はどうすんの?と考えると、会社でペットを飼うのはハードルが高いですよね。
でも、わりとほっといても大丈夫で、可愛くて、癒しになるペットがいるんです。(文:金曜大工イグシ 2015.
08.26)
池袋にも緑は残っているんだ
会社創立以来、ボスの阪本が「会社でペットを飼いたい」とことあるごとに言っていました。
ボスの夢を実現するのが私の使命です。
どんなペットなら可能なのか、私はそれなりに熟考を重ねてきました。
しかし、阪本はフクロウかオカメインコがいいと言い、
アクアリウムをやりたい私と真っ向対決。
(ボスの夢とかどうでもいいし…ホジホジ)
さらに、みなとさんというデザイナーが入社したのですが、
彼女が爬虫類好きだと言うんで話がややこしく…。
これは会社創立以来、最大の危機。
もう、刺すか刺されるか?って時に、クワガタが会社に飛び込んできました。
大都会池袋と言えど、土と木があればいるものなんですね。
メスのクワガタは、2.5cmくらいしかありません。とっても小さくて可憐です。裏返すとゴキブリそっくり。アラ残念。
すごい癒し効果が…!!
ミーティングテーブルがクワちゃんの定位置となりました。
鳴かないし飛ばないし、なつかないし、何なら動かないし。
ペットとしては面白みがないかもしれません。
しかし、こんな小さな生き物でも、やっぱり生き物なので存在が気になります。
たまにフタを開けて覗いてみます。
それだけで、すごい癒しがあるんです!
ああ我々、かなり疲れているようだ…。
我々の業務を監視するクワ女史。
寡黙だが、既になくてはならない存在感を放っている。異彩の新人である。
会社のペットは経費で落とせるか
飼育ケースは私が家から持って来たものだし、木は公園で拾ってきました。
買ったのは、100円の昆虫用ゼリーだけなので、我々には関係ない話なんですが、
気になったので調べてみました。
会社のペットは経費で落ちるのか。
気になりますよね?
そして、税理士さんブログで、こんな記事を見つけました。
それによると、
〜一般的にペット業界等の動物が収益源となる事業や、救助犬・盲導犬などの特殊作業犬やそれらを必要としている事業以外は難しい〜
〜例外としては、ペットが会社の広告塔(宣伝用のマスコット犬など)になったことで、
著しく会社の売り上げに貢献をしていると思われる場合などは広告宣伝費として計上が可能〜
〜「番犬」が必要な事業として犬を購入した場合、器具備品として減価償却資産(耐用年数8年)扱いとし、
食事代や獣医さんにかかった費用は雑費として計上するという事例もある〜
だそうです。
つまり、仕事に必要かどうかっていう常識的な判断に照らせばいいだけでした。
オウルズがフクロウを看板娘として飼う場合、かなり仕事に影響する気がします。
モチベーション的に…じゃなかった。プロモーション的に。
となると、日々のネズミ代が経費で落とせるかも。
会社を大きくしたら、フクロウを飼おうと思います!
2015年6月8日Asahiデジタルより引用。エゾフクロウのヒナたち。こいつら、絶対自分たちが可愛いことわかってポージングしてる!特に右端の子はわかってるね〜