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集成材のデスクライト16951
PV
秋葉原のLED専門店で色々教えてもらって、ACアダプター付きの既製品の電源プラグをテープライトと組み合わせ使用したので電気が素人の私でも比較的カンタンに作れました。とはいえ電気配線から照明器具を作るのは初めてだったので、点灯してくれた時は大感動でした!(時間がかかっただけに(^_^;))ベース部分に円盤を2枚重ね、下の茶色の円盤の上で上の杉集成材の円盤が回転して向きを90度変えられます。机の上で読書や勉強に毎日活躍してくれています。
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- 制作者
- toneliko
- 難易度
- ★★★
- 材料費
- 8,000円くらい
- 制作時間
- 休日を使って1.5ヶ月程度
- 用意したもの(材料と道具)
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- 集成材
- 角材
- LEDテープライト
- スイッチングACアダプター
- トグルスイッチ
- アルミパイプ
- 金物類
- 糸のこ
- 彫刻刀
- ノミ
- ハンダごてなど
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1.
上のベース円盤は杉の集成材を4枚はぎ合わせて糸のこで円形に切り出します。 左に見える下の円盤は手持ちのパインの集成材、両方共直径200ミリ、厚さ18ミリです。
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2.
10ミリのアルミパイプを曲げます。 YouTubeサイトで曲げ方を見つけて試しました。 樹脂パイプに切れ目をたくさん入れてアルミパイプを通して曲げる方法です。作業台の上で固定して曲げることで 面外の曲がりを防いでいます。
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3.
なんとか直角まで曲がりました。 ホントは一本つぶれて失敗しています。(笑)
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4.
照明器具のトップ部分を切り出します。 凹型部分は切れ目をたくさん入れてノミで落としていきます。
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5.
切り出したトップ部分にLEDテープライトや配線を納める溝を作ります。
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6.
トップ部分のつけ根の正方形断面の部材もテープライトと配線用の溝を彫り、アルミパイプを差し込む穴をあけます。 パイプの中に配線も入ります。正確に開けるためにドリルスタンドを使っています。
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7.
今回使ったトグルスイッチです。 3Aの「単極単投」というタイプで、ハンダ付けする接点が2本の一番単純なタイプです。 ネジの上の頭部分から下の接点の先までが、板の厚み18ミリの中に納まる必要があるので、かなり小さめのスイッチになりました。
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8.
トグルスイッチを納める穴をドリルと彫刻刀で彫りました。 スイッチのネジの先端がちょこっと表に出る深さに調整しています。
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9.
表からスイッチに付属していた薄いナットを締めます。 すっきり納まりました。
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10.
アルミパイプの柱は左右から45度に開けた穴で木ねじと木工用エポキシ併用で固定します。 木ねじは中の配線を傷めないよう、先端をカットしてパイプに開けた小さめの穴にねじ込みます。 アルミパイプは柔らかいので、木ねじがきっちり食い込んで固定できました。 アルミパイプのトップ側も同じ止め方をしています。 キリを入れている穴は配線用の穴で、アルミパイプに穴のマーキングをしているところです。
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11.
着色するパインの集成材です。 左はヘッドの付け根の25ミリ角材です。 テープライトの溝が見えます。 ベース下側の円盤の上面には、回転止用の木ねじが走る溝を90度の角度で彫っています。 回転軸金物の納まりのために中心に座ぐり穴も彫っています。
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12.
着色した木材です。 杉材は柔らかいので、この後透明のアクリルシリコンスプレーを吹いてキズを付きにくくしています。
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13.
アルミパイプを立てて配線を通した後で200ミリにカットした3本のLEDテープライトを溝の中に貼り、配線をハンダ付けしてつなぎます。 テープライトは50ミリピッチでハサミで簡単にカット出来ます。 LEDの素子がテープ50ミリあたり3個ついていて、今回は36個素子があります。 光の量は計算上720ルーメンとなり、かなり明るいデスクライトです。 この画像の真ん中のラインが左のアルミパイプ内の配線につながっていて、真ん中→上→下のテープライトの順に右と左の溝でつなげて配線しています。 下のテープライトの最後の右端は切りっぱなしです。 左右に見えている配線はこの後、薄い杉材で隠しています。
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14.
上の円盤の下面で上のアルミパイプから降りてきている配線とおしりから入ったプラグ側の配線をスイッチ経由でつなぎます。 右の四角い穴がトグルスイッチの穴、マイナス側の配線をつなぎました。 その右のナベビスが、さっきの下の円盤上面の90度の溝を走ってストッパーになります。 中心の金物はアジャスター受け座の流用、皿ビスと筒状のスペーサーを使って回転軸にしています。 左に見える透明の樹脂材は配線の抜けドメです。アルミパイプがちょこっと見えていますね。
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15.
配線が終わって下の円盤の下面でナットで止めて組み上がった状態です。 下の茶色の円盤の上で、上の杉ストライプの円盤が回転して照らす向きを変えられます。 このあと、赤黒の線を黒い絶縁テープで巻いてコードの色を合わせました。 パイプ柱を止めたビス穴もダボで埋めて仕上がりです。
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16.
トップのつけ根の茶色に着色した部材はアルミパイプを差し込むために25ミリの正方形断面になっていて、18ミリの薄い凹型の杉集成材に組み合わせて軽快なデザインにしています。 最後はうまく点灯してくれたので、一安心でした。
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