【作り方】キッチン扉を交換してリフォーム
キッチン扉の交換の仕方の手順
STEP1 扉と受け側に蝶番を付ける
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今付いている古いキッチン扉を取り外します。小型の電動ドライバーがあると作業が速いですが、古く汚れた小さなネジは、錆びていることも多いです。電動ドライバーはネジ山を潰しやすいので注意。少し試してみてなめそうだったら、手動のドライバーで押しつけながらじっくり回した方が失敗がありません
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扉を外すことができました
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新しい扉に蝶番を取り付けます。あらかじめビス穴が開いているので簡単に付けられます
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蝶番を付ける位置は、このキッチンの場合上から90mm、420mmで設計されています(シンクの形状によって変わります)
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受け側の金具を取り付けます。上部はジャストサイズでなく、すきまを5mm開けます
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すきまの大きさは任意ですが、5mm開けるのがベスト。あまり遊びがないと接触する可能性があります
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上部に5mm、そこから扉の蝶番の位置を印します。90mm、420mmですね
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印から、さしがねで垂直に63mm測って印をつけます。63mmというのは金具のサイズです
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まず、金具右端の穴をビス留めします。ドリルかポンチで下穴を軽く開けるとビスが曲がりにくいです
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金具上下のビス穴にも同じ作業をして固定します
STEP2 扉を取り付ける
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付属しているのは、スライド蝶番というもの。別々に分かれていて、それをひっかけて固定させます
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微調整用のビスをゆるめると座金を2.5mm動かすことができます。写真の位置のビスをゆるめます
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普通の蝶番では一発勝負ですが、これなら取り付けた後の傾きを調整できるのです。とても便利!
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スライド蝶番がどのようにくっつくか、扉に付ける前に動きを確かめておくと理解しやすいです
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凹んだ部分をひっかけて、押すとカチッと音がします。ではさっそく取り付けましょう!
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金具をひっかけて取り付けます。ゆがみがあるようなら、座金のビスをゆるめて微調整して下さい
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扉の取り付けが完了。このスライド蝶番は上下にしか動かないので、奥行きは正しく計測して下さいね
STEP3 取っ手などを取り付ける
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取っ手を取り付けます。下穴処理済みなので、裏側からネジでとめるだけでOK
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「ソフトクローザー」を付けます。スライド蝶番にの穴に爪を入れてワンタッチ(※写真は参考商品)
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閉めた時のバタン!という衝撃や音が和らぎ、ゆっくり高級感のある閉まり方になりますよ
STEP4 引き出しの扉を交換する
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引き出しの内側からビスをはずし、表に付いている板を取ります。ビス付けでない場合はSTEP5へ!
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4-2
ビスは再利用します。外した板に開いている穴の位置を測り、新しい板の同じ部分に印を付けます
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4-3
ドリルで下穴を開けます。貫通させないように注意!5mm程度の深さの穴でOKです
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4-4
引き出しに板を取り付けます。まず一箇所を仮止めして、うまく閉まるかチェックします
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4-5
どこにも干渉しないことを確認したら、残りのネジを締めて固定します
STEP5 こんな場合は…?
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引き出しと正面の板が接着されていて、ビス留めでない場合は、分解できません
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5-2
そんな場合はカッティングシートを貼ります。扉と同じ見た目のを、同じショップで購入できます!
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同様に、扉や引き出し以外の部分で外せない化粧板が付いていることがあります
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それもカッティングシートでご覧のように一体化!これは、オーダーだからこそできることですね
完成です!
見違えるほど綺麗なキッチンになりました!賃貸なら、外した扉を残しておけば退居時に元通りにできます。保管する場所がない場合は、大家さんに捨ててもいいか聞いてもいいと思います。実際にできたものを見てもらい、上手にできていればOKが出ることも。明らかに最初の扉より価値が上がっていますもんね。
この規模のシステムキッチンを丸ごと交換すると、総額20万円以上かかりますが、今回かかったのはたったの●万●千円!セミオーダーだから、塗装のクオリティはバッチリだし、同じ質感のカッティングシートが買えるので安心です。
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