レース糸を固めたオブジェの作り方
ガーランドや照明に使えるアートな球体!
手芸用のレース糸を木工用ボンドに浸して固めると、好きな形のオブジェを作ることができます。ベースとなる物は、木工用ボンドが接着できない「ゴムまたはプラスチック」を使用します。風船は、好きな大きさにでき、割って取り出せるためベース素材に最適です。
木工用ボンドは乾くと透明で非常に硬くなります。糸を巻いただけなのに、しっかりとした硬さが出るので、この球体を色々なものにアレンジできますよ!(文:金曜大工 2015年10月1日)
レース糸をボンドに浸して巻くだけ!
1 レース糸を用意
レース糸は、手芸用品店で購入可能。100円ショップでも売っています。番手が大きくなるほど糸が細くなります。繊細な仕上がりがお好みの方は細めを、ざっくりした仕上がりがお好みの方は太めを使いましょう。今回は、#20のレース糸を40g使いました。凧糸より少し細いくらいの太さです。写真は生成り色ですが、絵の具や染料で色を付けることもできます。また、最初から染められているカラーレース糸も売られています。
2 木工用ボンドを水で溶く
木工用ボンドと水を、3:1くらいの割合で混ぜ合わせます。レース糸は、玉のままボンド水に浸して糸を繰り出していくと作業が楽です。ちょうど玉が入り、沈むくらいの大きさ、深さの容器を使いましょう。100円ショップで買ったレース糸(20g)は、紙コップにぴったりの大きさでした。
3 風船に巻き付ける
風船を好きなサイズに膨らませたら、ボンド水を染み込ませたレース糸を巻いていきます。
4 巻き終わりはくっ付ける
ムラなく色々な方向からランダムに巻き付けていきます。巻き終わりの糸の端は、適当に貼付けるだけでOK。
5 乾燥
風通しの良い場所に吊るして乾燥させます。一晩でカチカチになりました!
5 風船を割る
爪楊枝や針などで風船を割ります。しっかり固まっているので、レース糸の部分はびくともしません。すきまから風船を取り出します。
5 完成!
手に持った高さから床に落としても潰れない硬さです。ハサミで切ることができるので、半分にカットすれば半円形が二つできます。
6 照明キットを入れる
ソケット付きの照明キットが、だいたい1,000円くらいで売っています。中間スイッチが付いたもの、引っ掛けシーリングになったものもあります。これを入れれば、照明の出来上がり。ただし、発火防止のために電球がオブジェに触れないよう、工夫して下さい。ソケット部分にネジ穴のあるタイプなら、台座に取り付けて土台を作ることができます。
7 オシャレ照明ができた〜
料亭や旅館の照明みたいでムードたっぷり。大小作って並べるのもオシャレです。
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