電動ドリルドライバーの使い方と選び方
DIYの第一歩! 電動ドリルドライバー
「木を使ったDIYを始めたい」というDIY初心者さん達にまず始めに購入することをおすすめするのが、電動ドリルドライバー!ビットと呼ばれる先端部分取り替えるだけで、穴あけ、ネジ締め、ネジ抜きの基本的な機能の他にも穴の拡大・成形、研磨、車のワックスがけなど様々な機能を発揮する優れものです。ほとんどの電動ドリルにはトルク調整機能がついており、必要以上の負荷がかかるとモーターが空回りします。
このため、ネジの締めすぎによる木割れや、トルクの反動による手首への負担をおさえてくれる、初心者にも優しい設計になっています。一言に電動ドリルドライバーと言っても、3,000円程のリーズナブルなものから、50,000円ほどの本格的なものまでピンキリですが、低価格のものでもDIYには十分な性能のものはあるので目的に見合ったマイ電動ドリルドライバーをゲットしてくださいね!
購入するうえで注目するポイント
1.締付トルク
トルクとは回転させながら締め付けていく力のことを表します。
Nm(ニュートンミリメートル)という単位が使われ、この数字が大きいほど力も強くなります。
2.クラッチ機能
クラッチ機能とはトルクを調節できる機能であり、トルクを調節することによりネジの締め付けすぎや柔らかい木にヒビが入るのを防止できます。
3.充電機能
作業効率を良くする為にも、充電時間が短い方が理想的です。
4.バッテリの種類
リチウム電池・ニカド電池など
リチウム電池の方が比較的価格は高いですがバッテリーが長く持ちオススメです。
5.バッテリの容量
ボルト数であらわされます。数が大きいほど、持ちが良いです。
6.セット内容
予備の充電池や、ピットやドリル刃、ケースがセットでついてくるお得なものも!
コード式?充電式?
電動ドリルドライバーには大きくわけてAC電源式(コード式)と充電式の2つがあります。
使用環境、使用目的や頻度に合ったものを選びましょう。
AC電動式(コード式)
コード式ドライバーは本体が比較的軽く、コンパクトなのが特徴です。コード式は充電式のように充電する心配がないので、使用頻度が少ない人でも取り出してすぐに使えるのが最大の魅力です。家の中だけでできてしまうような小規模のDIY中心の方は気軽に使えるコード式がおすすめです。
(画像商品:RYOBI ドライバドリル CDD-1020 )
充電式(コードレス)
充電式ドライバーは身動きがとり易くなることで作業効率がグッと上がるのが魅力です。初心者でも、使用頻度が高そうならこちら。ただ、充電池は消耗品なので、いずれ買い替えるだろうことや予備が欲しい場合を考えると、後に入手しやすいメーカーのものを選ぶのがオススメです。
(画像商品:RYOBI 充電式ドライバドリル BD-123 )
インパクトドライバーとの違い
インパクトドライバーは、フォームや操作方法は、ドリルドライバーとほとんど同じなのですが、回る方向に打撃し衝撃(インパクト)を与えながらネジ等を締め付けるため、より強力に締め付けることができます。そのため、ウッドデッキ等の耐荷重性の高いものを制作する際はインパクトドライバーが必須です。しかしトルク調整機能がついていないものが多いため、柔らかい木を使ったり、細々とした木工作業には向きません。ドリルドライバーはチャックと呼ばれる3つの爪でビットを固定するのに対し、インパクトドライバーの先端は六角になっているため、ビットの交換をスムーズに行うことができ、労力を要する作業をスピーディーに進めたい方にオススメします。
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