ひんやり気持ちい〜い!
ハッカのアロマスプレーの作り方
シュッとスプレーするだけで体をクールダウンできる、ひえひえスプレーを作りませんか?市販品でも、シャツに吹き付けるスプレー、シャワー後に肌につけるローション、ウエットシートなど、涼感を得るためのアイテムは沢山売られていますが、あれはどういうものかと言うと、ぜーんぶ一緒。メントールでスースーさせています。
さて、成分がメントールなら、自分で簡単に作ることができるんです。メントールは、ハッカ(ペパーミント)に多く含まれている成分なので、ハッカのアロマオイルを使えば誰でも瞬時にスースー!用意するのは、ハッカ油、エタノール、精製水の三つ。自作なら予算1,500円くらいで、市販のスプレー10本ぶんくらい作ることができます。
メイク前に体にシュッシュすると、汗を抑えた状態でお化粧できます。お風呂あがりにシュッシュもいいですね!また、ハッカには、虫除け、臭い消し、殺菌効果もあります。一本アロマオイルを買えば、夏が過ぎても様々なものに流用できます。では、用意するものと作り方をご紹介します!この夏はレッツスースー!(文:金曜大工 2015年8月6日)
この記事を書いた人
阪本 紘子 HIROKO SAKAMOTO
デザイン、トリマー、修羅場担当。とにかく仕事が早い。しなくていい人生経験が豊富なので、困った時に頼りになる。DIY大好き。このサイトの言い出しっぺ。木工の装飾を作るのが得意!最近は和服に凝っている。
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市販のクール商品さん。
大好きだったけど…ごめん。ひんやり系商品の正体はメントール。「ひんやり爽快」とか「絶叫クール」とか表現は色々ですが、成分はどれも一緒。メントールの量でひんやり度が決まります。メントールで冷たさを感じる理由は、肌にある冷たさを感じる細胞を刺激するため。ローションに含まれるアルコールや水分が蒸発する時に気化熱が生じるので、実際に肌を冷やす作用もありますが、それはごく僅か。メントールは脳を錯覚させるので、実際に汗がスッとひきますよ。
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ハッカ油(20ml 500円くらい)
お風呂に1~2滴たらすと、湯上がり爽快なクールバスに変身。また、虫除けスプレーにもなります。ゴキブリにも効くと話題です。網戸など出入りするところにスプレーしたり、ハッカ油を染み込ませた布を部屋の隅に複数置いておくだけでゴキブリが出なくなるとか!Amazonで買うとかなり安いです。
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エタノール(500ml 1,000円くらい)
防腐のためではなく、ハッカ油を希釈するために使います。これを入れると混ざりが良いのです。ハッカ油自体が天然の防腐剤のような殺菌効果があるので、手作りスプレーでも痛みはあまり気にしなくても大丈夫です。ドラッグストアでも買うことができます。
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精製水(500ml 150円くらい)
いわゆる水です。水道水との違いは、塩素などの余分なものが入っていないこと。純粋なH2Oということです。なければ水道水でもOKです。実際、水道水を肌の上で乾燥させても何の問題もありませんしね。余ったらフタを閉めて冷蔵庫で保管します。雑菌が入らないように気をつけ、だいたい2週間くらいで使い切ると良いそうです。これもドラッグストアで買えます。
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スプレー(霧状)
お気に入りのスプレーを用意しましょう。エッセンシャルオイルはプラスチックを溶かすため、アロマスプレーにはガラス製が良いと言われます。しかし、今回は水でかなり希釈するため、プラスチック製でも問題ありません。携帯用にはアトマイザーもいいですね♪
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作り方(3分でできます!)
エタノール10mlに、ハッカ油を20滴入れて混ぜます。精製水を90ml入れてよく振ったら完成。肌につけるアロマスプレーは1%に希釈するのが基本です。スースー具合は感じ方が違うので、強めがお好みならハッカ油を足して下さい。自分仕様にカスタマイズできるのも手作りのいいところですね。ただ、刺激を感じる人もいますので、強くする場合は肌でテストして下さい。作ったスプレーは2週間程度で使い切るようにしましょう。
また、目や粘膜にはかけないように注意しましょう!
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